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2010年04月20日 14:34:08 クドPCをFreeBSD化する。(2)
3. Xインストール、設定
ウインドウマネージャおよびドライバのインストールと設定をします。 xorgはインストールされている、という前提です。 ウインドウマネージャにはKDE3.5を使用します。 ドライバについては、タッチパッド用のsynapticsドライバと、ビデオ用のintelドライバを入れる必要がありますが、intelドライバはportsに載っているバージョンだとFBCを無効にするところでドライバがハングアップするため、パッチを当てます。 まずはKDEのインストール。 これだけだとIMを入れてないので日本語入力できませんがクドPCのテーマを移すだけなら関係ないのでここでは割愛します。 # pkg_add -r kde.tbz # pkg_add -r ja-kde-i18n 次にsynapticsドライバのインストール。 # cd `whereis -q xf86-input-synaptics` # make install intelドライバのパッチ当てとインストール。 バージョンは2.7.1を想定しています。 ソースはportsツリーから拾ってくるのが早くて確実ではないでしょうか。 パッチファイルはここにおいてあります。 このパッチでやっていることはFBCの無効化に一定時間以上かかったらタイムアウトする、という処理を追加しています。 # tar xvfz xf86-video-intel-2.7.1.bz2 # cd xf86-video-intel-2.7.1 # ./configure # cd src # patch < xf86-video-intel.patch # cd .. # make install /etc/X11/xorg.confの設定。 Xorg -configureで生成した設定ファイルに対し、マウスドライバとして"synaptic"を指定すればよいです。 intelドライバは自動生成されるファイルですでに指定済みのはずです。 また、haldとdbusを有効にする設定をrc.confにしていない場合は、以下の設定も必要です。 Section "ServerFlags" Option "AllowEmptyInput" "off" EndSection /etc/ttysの設定。 起動時にXがKDEで立ち上がるようにするため、ttyv8の行を以下の通り変更します。 ttyv8 "/usr/local/bin/kdm -nodaemon" xterm on secure ここまでの設定が終わったら、再起動します。 # shutdown -r now Xが1024x600で上がってくれば成功です。 つづく |